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業界研究「企業編」

高年収や土日休みだけでなく、職種に魅力を感じる人が多く、常に人気の企業への転職。薬局や病院とは全く異なる職種だからこそ、動向と業務内容をしっかり確認しましょう。

職種が多岐に渡る薬剤師の“企業”での働き方

MRやMSなどの営業職、CRCやCRAに代表される臨床開発など、調剤薬局やドラッグストア以外の企業で活躍する薬剤師も増えています。ここでは、薬剤師が企業へ転職する際の代表的な業界「製薬業界」「治験業界」「医薬品卸業界」の3つについてご紹介します。
なお、企業でのキャリアパスは、その道のスペシャリストとして働くケースと、人材育成を通してマネジメントに従事するケースに分かれます。
また、働き方は土日休みや長期休暇などが取りやすく、部署異動や転勤も比較的少ないのが特徴。そのため女性に人気ですが、MR職のように転勤が多いなど一部例外もあります。

製薬業界 MR職、DI職、QC/QA職、研究職/開発職

製薬業界の最新動向

2011年時点の日本の医薬品市場規模は9兆3105億円で、そのうち医療用医薬品は8兆6619億円、OTC医薬品は6486億円。下記グラフを見ても分かる通り、医薬品の市場規模は年々増加しています。

医薬品市場規模(日本)

そして、主要国別販売額では北米に次いで世界第2位の実力です。近年、製薬企業各社はがんや認知症といったアンメッドメディカルニーズに応える薬の研究・開発に注力しています。なかでもバイオ医薬品市場は活発で、2013年の世界の医薬品売上高上位10品目のうち、7品目はバイオ医薬品でした。また、京都大学iPS細胞研究所の山中教授による再生医療に注目が集まっており、バイオ医薬品の研究・開発はさらに勢いを増しそうです。

医薬品市場規模(主要国別販売額)

薬剤師から製薬企業へ転職をする場合、MR職、DI職、QC/QA職、研究/開発職を選ぶケースが多くあります。なかでも希望者が多いのはMR職。全MR約6万4000人(2015年時点)のうち11.9%が薬剤師資格を保有しています。また、MR数は年々増加傾向にあり、特に女性の比率拡大は顕著です。

主な業務内容

MR職

患者が安全かつ、効果的な治療を受けられるように医師や薬剤師に対して、自社の医薬品情報を提供します。

DI職

副作用情報などの医薬品情報を収集、管理、整理し、医師や薬剤師に対して、情報提供します。企業によっては自社のMRからの問い合わせ対応や資料作成を行うこともあります。

QC/QA職

「QC(品質管理)職」は原料や製品に問題がないか確認を行ないます。「QA(品質保証)職」は製品の試験を行い、安全性や有効性をチェックするのが役目です。その他にも、厚生労働省による公的査察などの対応をする場合もあります。

研究/開発職

「研究職」は新薬の開発(基礎研究)を行い、「開発職」は安全性の確認などの臨床試験を行います。一つの医薬品が上梓するまで10年以上かかるうえ、途中で開発中止となることも少なくありません。

治験業界 CRC職、CRA職

治験業界の最新動向

医薬品市場の成長とともに、治験事業も年々拡大しています。治験実施施設と契約し、適正で円滑な治験ができるように治験業務を支援するSMO事業の売上高は2014年時点で約400億円。SMOで働くCRC(治験コーディネーター)の人数は3510人(事務局兼任含む)です。
一方、医薬品などの開発プロセスにおいて、主に臨床試験を製薬企業から受託するCRO事業における売上高は、2014年時点で1435億円。CROで働くCRA(治験モニター)は約5000人います。

治験届の推移

現在、国内で行われる治験の2~3割を国際治験が占めています。この治験事業の国際化の中で、日本の「症例集積性の低さ」、「症例当たりのコストの高さ」といった問題が浮き彫りとなりました。今後も国際化の流れは勢いを増すと予想されるため、これらの問題を解決することが国際競争での生き残りには必要だと言われています。

主な業務内容

CRC(治験コーディネーター)

被験者と医療機関の間に立ち、治験がスムーズに行われるようにサポートします。被験者のスケジュール管理や体調管理、相談などが主な業務です。

CRA(モニター)

治験を実施する医療機関の適性評価や、治験責任医師の選出、モニタリング業務を行います。その他にも、治験実施計画書の遵守、被験者の権利および安全性の保持、治験結果のデータの正確性の確認も行います。

医薬品卸業界 管理薬剤師職

医薬品卸業界の最新動向

日本医薬品卸売業連合会によると、医療用医薬品のうち医薬品卸企業の販売額は97%を占めています。医薬品市場規模を基に計算すると医薬品卸市場規模は8兆1480億円と算出されます(2012年時点)。

医薬品卸企業は、昨今の業界再編によりメディパルホールディングス、アルフレッサホールディングス、スズケン、東邦ホールディングスの4つのグループの寡占状態。医薬品の販売数自体は増加傾向ですが、あいつぐ薬価の引き下げなどにより、売上総利益率、販売費、一般管理費率は減少しており、営業利益率も低率で推移しています(下記グラフ参照)。今後は収益確保のため、調剤薬局や介護サービスなどといった他事業の拡大に乗り出す企業が増えると予想されます。

医薬品卸売業の経営状況

主な業務内容

管理薬剤師

劇物、麻薬、毒物などを含めた医薬品の品質・保管や、在庫データの処理や管理業務などを行います。また、自社のMSや医師、薬剤師に対する情報提供も行います。

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