ベストなキャリアをつくり出す。―薬剤師のための転職支援サービス―
転職の際の履歴書の書き方にも、おさえるべき基本事項があります。書類審査で失敗しないためにも、履歴書の書き方のポイントをおさえておきましょう。
「自己PRは何を書けばいいの?」「志望動機がうまく書けない」「手書きじゃなきゃダメですか?」――など、履歴書や職務経歴書を作成する際、悩んでしまう方も多いようです。
そこで、「履歴書/職務経歴書の書き方が分からない!」という方のために、「履歴書」「職務経歴書」の基本的な書き方をご紹介します。
ここでは「履歴書の書き方」をチェックしましょう!
氏名や住所、保有資格、経歴といった個人情報と、「志望動機」「趣味」などを記した公的文書です。履歴書の様式は「JIS規格履歴書」として定められたものが標準です。
手書きでもパソコンで作成してもOKですが、「応募者の人柄が分かるから」という理由で手書きを好む採用担当者もいるようです。
手書きの場合は、黒のボールペンを使用。鉛筆や太いサインペンはNGです。
記載内容を修正する場合、修正液/テープの使用はNG。新しい用紙に書きなおします。
文字は丁寧に書きましょう。
文章は「です」「ます」調で揃えましょう。
最後に誤字・脱字のチェックをしましょう。
面接に持参する場合は「面接日」、郵送する場合は「投函日」を記入。年号は西暦(例:2016年)もしくは元号(例:平成28年)を統一します。
モノクロ、カラー写真どちらでもOK。ただし、「スーツもしくはジャケットを着用したフォーマルな服装」「背景なし」の状態で「3ヶ月以内に撮影」した証明写真が原則です。その際、胸部から顔までが正面を向き、はっきり写っている写真を使いましょう。スピード写真でも問題はありませんが、写真スタジオで撮影した方が仕上がりがよいです。なお、スナップ写真やカラーコピー、プリクラはNGです。
写真は、裏面に氏名を書いてから枠内にのり付けしましょう。
「ふりがな」と書かれている場合は平仮名で、「フリガナ」の場合はカタカナで記入します。
「生年月日」は「明治」「大正」「昭和」「平成」から該当する元号に○をつけ、生年月日と提出時点での年齢を記入します。
「性別」は該当するものに○をつけます。
「住所」は、都道府県からアパート・マンション名、部屋番号まで正確に記入します。
「電話番号」は、固定電話もしくは携帯電話のどちらか一つは必ず記入しましょう。固定電話の場合は市外局番から記入します。
「E-mail」は、パソコンのアドレスが一般的です。
まず「学歴」を記入します。中学校の卒業年次から高校、大学の入学・卒業年次を順に記入。大学は学部や学科も正確に書きましょう。
次に、最終学歴から1行空けて「職歴」を記入します。1社目から現在までの入社、退社を順番に記入しましょう。その際、企業名や「株式会社」「有限会社」などは省略せずに。また、退職した場合は「一身上の都合により退社」「契約期間満了により退社」と、在職中の場合は「現在に至る」「現在在職中」とそれぞれ書きましょう。
さらに、最終職歴から1行空けて「賞罰」を記入し、特にない場合は「なし」と書きます。
最後の行の右端には「以上」と記します。
取得した順に書きます。薬剤師免許はもちろん、認定・専門薬剤師の資格もあれば記入します。
「勤務時間」は自宅から応募企業までの所要時間を、「最寄り駅」は自宅の最寄り駅を記入します。
「扶養家族」はその人数を、「配偶者」は、その有無と扶養義務の有無を記入します。
特技や趣味、学生時代の得意科目などを記入します。「特に趣味や特技はない」という場合でも、空欄にするのはNG。学生時代の部活動や、休日の過ごし方を思いだしながら、何か一つは書きましょう。とはいえ、ギャンブルなどは採用担当者にあまりよい印象を与えませんから、注意してください。
履歴書のなかでもっとも重要な部分といっても過言ではありません。応募企業で働きたい理由、入社後にやりたいことなどを簡潔に記述しましょう。
書き方のコツは、「なぜこの企業で働きたいと思ったのか」「自分の強みを生かしてどのように企業に貢献するのか」「入社後に挑戦したいこと」の3項目を盛り込み、できるだけ具体的に書くこと。その際、応募企業の経営方針や取り組みをチェックし、「どんな薬剤師を求めているのか」を把握したうえで内容をまとめるのが「説得力のある志望動機」のコツです。つまり、「応募企業が求めている人材」と「自分の強み」がマッチしていることが大切なのです。なお、応募企業の情報は、企業のホームページや「薬キャリ」のような情報サイトを使って確認しましょう。
また、「自分の強みがなにかわからない」と不安に感じる方は、自己分析で「自分の強み」を探ってから志望動機を書いてみましょう。
「志望動機をきちんと書けているか不安」という場合は、担当のコンサルタントにご相談ください。転職のプロが求職者様一人ひとりに合わせたアドバイスや無料の添削を行ないます。
原則は「貴社の規定に準じます」と記入します。絶対条件であれば、「職種」や「勤務地」の希望は書いてもOKですが、「年収」や「勤務時間」などについては書かない方が無難です。
A. 「希望年収を叶えたい」のであれば、書かないのが得策です。なぜならば、「年収」や「勤務時間」といった条件交渉は、コンサルタントに任せた方がスムーズに話が進む場合が多いからです。「年収◯万円以上」や「残業不可」などの希望は、履歴書に書くのではなく、コンサルタントにきちんと伝えて交渉してもらいましょう。
A. 「履歴書」「職務経歴書」を書いたけれど、「うまく書けているか自信がない」「強みをアピールできているか心配」という方も、ご安心ください。「薬キャリAGENT」では、担当のコンサルタントが、皆さまの「履歴書」「職務経歴書」の無料指導を行なっております。 転職のプロが”受かる”書類づくりのサポートをしますから、ぜひご活用ください。