case2 子供の進学をきっかけに、正社員として復帰に成功！

中学校入学のタイミングで社会復帰をめざす

新卒で就職した病院で約5年間、薬剤師として勤務していました。主任に昇格し、幅広い業務が経験できてやりがいも感じていましたが、妊娠したのを機に退職。常に忙しく残業も多い職場だったので、育児との両立は難しいと思ったのです。それでも、いずれまた薬剤師の仕事はしたいと漠然と思っていて、子供が進学して時間に余裕ができたら、と考えていました。
復職しようと思ったきっかけは、薬剤師の友人と久々に会ったこと。現場の話を聞いて、自分が知らない新薬がたくさんあることに驚き、長い間社会とつながっていないことに気づきました。ちょうど子供が中学校に入学する頃だったので、これまでよりも時間が作れるだろうと、このタイミングで社会復帰を考えました。10年以上ものブランクで専門知識も忘れかけているし、新薬の動向についていけるのかなど心配もありましたが、まずは求人だけでも見てみようと、転職経験のある友人に紹介された薬キャリエージェントに登録してみたのです。

先輩が教えてくれる職場を選び、復帰後の業務もスムーズに

ネックとなるブランクについては、コンサルタントの方に相談してみました。すると、ブランクがあっても復帰後の業務がスムーズに進められるよう、管理薬剤師をはじめ、先輩方が丁寧に指導してくれる職場を探してくださり、病院や調剤薬局の求人をいくつか紹介していただきました。
その結果、調剤薬局に正社員で採用。初めての業務も、先輩たちにしっかり教えてもらいながら、少しずつ慣れていきました。大型病院の門前薬局ということもあり、扱う薬の種類も多く大変な点もありますが、自分の成長にもつながっていると思います。コンサルタントの方に事前に調べていただいたとおり残業もなく、土日もお休み。また、職場にはママ薬剤師も何人かいるので、学校行事等で休みを取る場合には、お互い気持ちよくサポートし合おうという雰囲気もあります。働きやすい環境のなか勤務でき、感謝しています。 （女性・40代）