case1 3年のブランクを経て、調剤併設ドラッグストアでパート勤務

子供の保育園入園を機に、再就職を決意

調剤薬局で正社員として5年間勤務したのち、出産を機に退職。育児に専念していましたが、知り合いに現場復帰するママ薬剤師が増えてきて、私もまた仕事をしたいという気持ちが大きくなりました。せっかくの薬剤師の資格がもったいないですし、あまりブランクが長くなると、医療の現場についていけなくなるのではという焦りもあったのです。
タイミングよく子供を保育園に入れる目処が立ったので、入園予定日と同じくらいの時期から働き始めたいと思い、すぐに転職経験者の友人から勧められた薬キャリエージェントに登録しました。コンサルタントさんにブランクが有り、小さな子供がいるのでいきなりフルで働くのではなく、少しずつ仕事に慣れていきたい、と伝えると短い勤務時間から働けるパートはどうかと提案されました。

出勤日数・勤務時間を除々に増やして収入もアップ

出来るだけ通勤に時間を掛けたくなかったので、自宅周辺の求人を探してもらいました。子供が生まれる前は調剤薬局で働いていたこともあり今回も調剤薬局を希望していたのですが、調剤併設ドラッグストアはどうか、と打診されました。調剤併設は忙しく、帰れないとの思い込みがあり、あまり乗り気ではなかったのですが、詳しく話を聞いてみると調剤業務がメインで、ママ薬剤師さんもいるとのことでした。そして実際に面接に行ってみると職場環境も充実している印象を受けたので、ここに決めました。最初は週2日、1日4〜5時間の勤務からスタート。気になっていたブランクも、2週間ほど働くうちに勘が戻ってきたように思います。新しい薬の知識も少しずつ覚えてきました。
慣れてきてからは、出勤日数を徐々に増やし、現在は週4〜5日勤務しています。ヘルプ体制も充実しているので、保育園から急な呼び出しがあったときも早退や休みが取りやすく、助かっています。週末は夫が子供を見てくれるので、土日に勤務を入れることもあります。転職後は、夫が育児や家事をよりサポートしてくれるようになり、仕事と子育てとの両立もうまくいっています。今後は学費などもかかってくるので、少しずつ勤務時間を増やし、収入アップもめざしたいです。 （女性・30代）