case4 時短で復帰するも転職を決意。子育てと両立しやすい調剤薬局の正社員に

仕事と子育ての両立の大変さを理解してもらえず、転職を決意

以前は調剤薬局の正社員として、8年ほど勤務していました。従業員が少なく常に忙しい職場で、毎日残業は当たり前でした。出産後、1年間の育休を取ったあとは時短勤務で復帰したのですが、ママ薬剤師は私ひとりだけ。同僚の多くが独身ということもあり、子育てとの両立の大変さはなかなか理解してもらえませんでした。ただでさえで肩身が狭いのに、保育園からの急な呼び出しで帰らなければならなくなったときなど、まわりに迷惑をかけているようで、申し訳ない気持ちでいっぱいでした。第2子を出産したときは、人手が足りず、育休6カ月で復帰することに。欠勤や早退もしづらく、呼び出しがあったときは家族に頼って乗り切ってきたのですが、だんだん精神的にも体力的にも限界が近づき、退職を決意したのです。
子供が小さいうちは育児をいちばん最優先に考えて、好きな仕事とうまく両立できるような環境を探したいと思い、知人の薬剤師に勧められた薬キャリエージェントに登録しました。

子育てしやすい環境を求めて、終業時間の早い調剤薬局に転職

転職の第一条件として、子育てに理解のある職場であることを伝えました。パートも考えましたが、これまで収入面、待遇面でも安心な正社員にこだわってきたので、終業時間の早い正社員の求人があれば紹介してほしいとお願いしました。コンサルタントの方が親身になって相談にのってくださり、子供の保育園近くで17時半終業の調剤薬局を紹介してくださいました。コンサルタントさんが、上司の人柄や職場の雰囲気もリサーチしたうえでの紹介だったので、安心して面接に望む事が出来ました。
残業もほとんどないため、保育園の送り迎えも問題ありません。私以外にもママさん薬剤師が2人在籍しているので、なにかあったときはお互い様、という雰囲気があります。急な早退や欠勤にも快く対応してもらえて、とてもありがたいです。 （女性・30代）