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派遣薬剤師の意識調査 第1章「派遣薬剤師で働く理由」

派遣薬剤師に「興味はあるけどよく知らない」「誰に聞けばいいのかわからない」という方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、アンケート結果をもとに派遣薬剤師の魅力についてご紹介します。

派遣薬剤師に聞きました「派遣薬剤師で働く理由」

薬キャリエージェントで派遣薬剤師として勤務された薬剤師の方に「派遣薬剤師で働く理由」について聞きました。
高時給かつ短期間でも働けるのが魅力の派遣薬剤師ですが、実際に働いている薬剤師の方はどのように感じているのでしょうか。
さっそく結果を見てみましょう。

派遣薬剤師で働く理由

第1位 <期間の融通が利く> 33%

派遣で働く理由として一番多かったのが、「期間の融通が利く」で33%。派遣薬剤師は最短1ヶ月での就業が可能です。このため、「主人の転勤が多いので、いつでも引越しできるように」「次の転職先での就業が始まる前まで」「子ども夏休みの間だけ」「海外留学に行く前の数ヶ月だけ」など、期間を限定して働きたい薬剤師には魅力的です。

「期間で融通が利く」を選んだAさん

大学時代の友人から「好きなときに働けるからいいよ」とすすめられたのがきっかけです。とりあえず1ヶ月間だけと決めてやってみたところ、思いのほか働きやすくて。期間がはっきりしているのでメリハリつけて働けるし、次はどんなところに行こうかな、って考えるのも楽しみです。気付けばもう半年近く派遣として働いていますね。

「期間で融通が利く」Bさん

初めて子育てと仕事を両立することになって、職場選びに苦労していました。そんな折、地元の友人に「じゃあ派遣から始めてみたら?」ってアドバイスをもらったのがきっかけでした。2ヶ月間など短い期間でも働けるし、コンサルタントに何でも相談できるから安心だよって。それで始めてみたんですが、小さな子供がいて不安なことなど、こちらの気持ちを考えて案件を紹介してくれるので、助かりましたね。

第2位 <時給がいい> 17%

派遣で働く理由の第2位は、「時給がいい」で17%。派遣薬剤師の時給相場は、パート薬剤師と比べて1.2~2倍といわれ、地域や条件によっては時給3000円以上の求人もあります。週5日のフルタイム勤務だと想定すると、年収700万円以上も可能!(時給3500円の場合:3500円×週5日×8時間×52週=年収7,280,000円)「派遣を選ぶことで大幅な収入が実現できた」という方も多数いらっしゃいます。

「時給がいい」を選んだCさん

長く正社員として勤務していましたが、労働時間が長く、残業も多めでした。それで給与が高ければ文句はないんですが、決して満足できる金額ではなくて。そんな時、職場に来ていた派遣薬剤師さんから「派遣なら定時で帰れるし、収入も上がるよ」と言われ、半信半疑で案件を見てみたところ、本当に時給が高くて驚きましたね。もっと早く知りたかった、という感じです。

「時給がいい」を選んだDさん

「自分の優先度に応じて職場を選べる」というのが派遣の魅力だと思います。私の場合、最優先は「稼げること」でした。そもそもの時給相場が高い派遣ですが、探せば時給3500円を超えるような高時給案件もあります。中長期的な計画も立てやすいんです。

第3位 <勤務日・勤務時間の融通が利く> 13%

派遣で働く理由の第3位は、「勤務日・勤務時間の融通が利く」で13%。派遣なら、「1日3〜4時間のみ」「週2〜3日で残業なし」など、ライフスタイルや状況に応じた柔軟な働き方ができます。

「勤務日・勤務時間の融通が利く」を選んだEさん

病院薬剤師として勤務していたのですが、給与が低い割に拘束時間は長く、不満がありました。派遣薬剤師はゆったり働けるイメージがあったので、ライフスタイルの見直しのために派遣薬剤師に登録。実際に派遣薬剤師として勤務してみると、想像以上にプライベートの時間を確保できて驚きました。「会社のために自分の時間を犠牲にする」という感じがまったくなくて、余裕を持って働けます。

「勤務日・勤務時間の融通が利く」を選んだFさん

実は派遣ってあまりイメージがよくなかったんです。なんとなく保証されていない、不安定な感じがして。それで正社員として勤務してきたんですが、残業や休日出勤はそれなりにありました。これがストレスとなって退職することになり、次はなるべくマイペースに働ける環境がいいと思い、派遣の扉をたたきました。残業や休日出勤は一切ありませんし、会社から過度な干渉を受けることがないので、精神的にとてもラクです。

第4位 <勤務地の融通が利く> 11%

派遣で働く理由の第4位は、「勤務地の融通が利く」で11%。派遣薬剤師の求人は、店舗指定であることがほとんどです。異動や転勤がなく、急な店舗異動の依頼もありません。ですから、希望の求人が見つかった場合は、できるだけ早めに登録をしましょう。

「勤務地の融通が利く」を選らんだGさん

大手で正社員として勤務していると、店舗数が多いこともあって、どうしても転勤の話がちらつきます。出世やキャリアアップのことを考えると無碍に断るわけにもいきませんし、なかなか悩ましい問題でした。でも、妻の具合が悪くなってしまって、どうしても自宅の近くで働きたいと。それで派遣を選んだのですが、異動の心配がなくなったことでストレスが減りました。働く場所を自分で選べるというのは、大切なことだなと思いましたよ。

第5位 <実際に働いてから直接雇用先を決めたい> 6%

派遣で働く理由の第5位は、<実際に働いてから直接雇用先を決めたい>。直接雇用の正社員やパートとして働く前に派遣薬剤師として薬局やドラッグストアで働き、その後、直接雇用気切り替える「紹介予定派遣」という働き方があります。派遣薬剤師本人と、派遣先の薬局やドラッグストアが合意した場合に、正社員または契約として働くことが可能です。

最後に

ということで今回は、「派遣薬剤師を選んだ理由」のアンケート結果を検証してみました。期間や時間などの自由度が高く、残業や休日出勤もなし、かつ条件次第で高時給が実現できるということで、派遣薬剤師の道を選ぶ方が増えています。あなたも働き方の選択肢に「派遣」を加えてみてはいかがでしょうか。

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