ベストなキャリアをつくり出す。―登録販売者のための転職支援サービス―
登録販売者のキャリアパスは、非常にシンプル。多くの企業では、「管理者要件を満たし、正社員になり、店長などの役職に昇格する」という流れです。キャリアアップにつれて、収入も上がっていきます。
ここでは、資格を取得したばかりの登録販売者が、高収入を目指すうえで押さえるべきポイントについて紹介します。以下で紹介するポイントを参考に、登録販売者としてのキャリアプランを検討してみてください。
資格を取得したばかりの登録販売者が最初に目指すべきは、「管理者要件を満たすこと」です。管理者要件を満たすとは、簡単に言うと「直近5年間で2年以上の実務(業務)経験」を積むこと。これを満たした登録販売者は、店舗運営業務や第2種医薬品・第3種医薬品の販売ができるようになります
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管理者要件を満たすと、「登録販売者資格手当」が受給されるようになります。企業によって金額は異なりますが、概ね一月当たり1万円の収入アップにつながります。
STEP1の登録販売者は、新卒を除き、契約社員・パート社員といった非正規雇用で採用された人が多いはず。しかし、管理者要件を満たせば正社員として働けるチャンスがぐっと増えます。正社員になれば、賞与や退職金制度、住宅手当といった制度の対象になるほか、キャリアアップのチャンスも増えます。高収入を叶えたいならば、正社員を目指さない理由はありません。
正社員になるための道は大きく二つ。「いまの職場で正社員登用を目指す」もしくは「転職で正社員の中途採用に応募する」という方法があります。
一部の企業は、非正規雇用の登録販売者を正社員として再契約する、「正社員登用」という制度を設けています。
ただし、この制度は希望すれば誰でも受けられるわけではありません。多くの場合、「実績(販売ノルマの連続達成など)」「一定以上の勤続年数」「店長やエリアマネジャーからの推薦」などの厳しい条件が定められています。
また、推薦枠自体が非常に少ない企業が多いため、実績や経験が豊富な登録販売者でも、なかなか正社員になるチャンスが回ってこないことも珍しくありません。
現職で正社員になるのが難しい場合は、転職で正社員になる方法もあります。
これまで正社員としての勤務経験がない登録販売者でも、管理者要件を満たしていて、現場経験があるならば、誰にでも正社員になれるチャンスがあります。
以下に紹介するように、登販エージェントでは多くの登録販売者が正社員転職に成功しています。
管理者要件を満たしている正社員の登録販売者で、さらに高収入を目指したいという人は、店長・エリアマネジャーなどの役職に就くことを目標にしましょう。役職手当が付き、さらに高年収を狙うことができます。
ただし、STEP2の正社員登用と同様、実績・能力があったとしても店長のポストが足りなければ、昇格することはできません。役職が上がれば上がるほど、ポストの数は少なくなり、空きが出る可能性も低くなります。目指すポストが空いている企業に転職して、キャリアアップすることも検討したほうが良いでしょう。登録販売者専門の転職コンサルタントに相談して、管理職の求人探しを依頼しておくことをおすすめします。
また、管理職を目指すつもりはないけれど高収入を得たいという人は、販売ノルマの達成を重視している企業を狙って転職するのも一手。
推奨品販売ノルマがある企業は、ノルマがない企業よりも年収水準が高い傾向があります。
特に、利益率の高いプライベートブランド商品に力を入れている企業はその傾向が顕著です。自分の販売力に自身があるならば、こういった企業でチャレンジしてみても良いでしょう。
成功事例:
多くの登録販売者が働くドラッグストア業界は年々、市場を拡大しています。業界団体である日本チェーンドラッグストア協会は「2025年までに3万店舗」を掲げており、大手チェーンを中心に業界全体が店舗拡大を行っているのです。新規店舗が増えれば、運営スタッフとして登録販売者の数が必要ですし、店長など役職のポストも増えます。
あらゆるステージにいる登録販売者にとって、収入アップを目指すのに最適な環境と言えるでしょう。
登録販売者としてのキャリアプランを描き、収入アップを目指してください。