ベストなキャリアをつくり出す。―登録販売者のための転職支援サービス―
一般的に登録販売者のキャリアアップは店長を目指すことから始まります。店舗スタッフとして働きながら管理者要件を満たし、実績を出せば店長に昇格できます。店長から先のキャリアは、より多くの店舗の責任者を目指すケースが主流ですが、近年は本社勤務を目指すケースも増え始めています。自分が登録販売者としてキャリアアップしていくにあたってどのような選択肢があるのかを知り、キャリアプランを立ててみましょう。
登録販売者のキャリアパス は大きく2種類。現場を統括する責任者としてキャリアアップしていく「マネジメント職/バイヤー ルート」と、現場経験を生かしながら本社で会社全体に貢献する「本社職ルート」があります。キャリアパスの主流は「マネジメント職/バイヤー」ですが、近年は「本社職」ルートを選べる企業も徐々に増えつつあります。
なお、あえて「店長より上のポジションを目指さない」ことを選択し、現場での仕事にこだわることも可能です。
多くのドラッグストアは、正社員を転勤・異動の範囲で区分しています。名称やエリアの分け方は企業ごとに異なりますが、概ね全エリアの店舗が異動の対象となる「全国職」と、特定のエリアの店舗のみで働く「エリア職」に分かれているのです。
そして、この働き方の違いはキャリアパスにも大きな影響を与えます。具体的には、全国職の方がキャリアアップしやすく、企業によってエリア職の昇格は一定で頭打ちになることがあります。
正社員の区分とキャリアパスの関係は企業ごとに異なるため、事前に登録販売者専門の転職コンサルタントに相談・質問することをおすすめします。
店舗全体の売上に対する実績や、販売ノルマの達成具合、年齢などを考慮して、店長やエリアマネジャーが「店長候補者」を選出します。店長候補者に選ばれた登録販売者は、面接と筆記試験を受け、合格した場合に店長になれます。
店長の昇格と同様に、面接と筆記試験で合格することで昇格できます。店長に比べてポストの数が少ないため、そのポジションに就けるだけの実力があったとしても、前任者が退職・異動するまで昇格できないケースもあります。
店舗全体の売上に対する実績や、販売ノルマの達成具合、年齢などを考慮して、店長やエリアマネジャーが「店長候補者」を選出します。店長候補者に選ばれた登録販売者は、面接と筆記試験を受け、合格した場合に店長になれます。
店頭での接客・カウンセリング業務はもちろん、商品レイアウトの検討、ポップ作成、品出しや発注作業など、業務は多岐に渡ります。
ある程度経験を積むと、パート社員やアルバイトの現場教育担当として、育成にも携わります。
副店長・店長になると、接客・カウンセリング業務に加えて、シフト管理や商品管理、売上管理といった店舗運営業務を担います。
ドラッグストアの場合、店舗ごとにパート社員の採用の裁量権が与えられているケースも多く、繁忙期や忙しい時間帯に合わせて人員配置をします。
エリアマネジャーは、担当エリアの全店舗を統括するポジションです。担当エリアの店舗の売上目標の進捗を日々確認し、各店長が目標を達成できるようにマネジメントします。
主に商品の仕入れを行います。時流やトレンドに対して常にアンテナを張り、需要が高まっている・今後高まる商品をいち早く確保します。また、各メーカーとの信頼関係構築も重要な仕事のひとつです。情報収集スキルやコミュニケーション能力、交渉力など幅広い知識とスキルが求められます。
企業の事業規模や事業内容によって幅広い職種があります。ここではドラッグストアの本社職を一部ご紹介します。
登録販売者のキャリアパスと昇格方法、各役職の概要について紹介しました。これらのキャリアパスのスタートは、いずれも「管理者要件を満たした正社員」です。もし、まだ管理者要件を満たしていないという登録販売者は、以下の関連記事を読み、管理者要件を満たすことを目指しましょう。
キャリアアップは、実績や能力があれば昇格できるわけではなく、「ポストの空き」が前提です。もし、ポストの枠がなくキャリアに行き詰まりを感じているのであれば、望む役職を募集している企業に転職することで道が拓ける可能性もあります。
キャリアアップを叶えるためにどうすればいいのかわからないという人は、お気軽に登販エージェントまでお問い合わせください。