ベストなキャリアをつくり出す。―登録販売者のための転職支援サービス―
転職活動における優先順位は人それぞれ。ここでは、登販エージェントを利用して転職に成功した方々の事例をご紹介します。ご自身の希望条件と照らし合わせて、転職活動の一歩を踏み出すきっかけにしてください。
転職者プロフィール | |
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氏名 | 横溝有美(仮名) |
年齢 | 32歳 |
転職時の都道府県 | 神奈川県 |
転職時の雇用形態 | パート |
転職前の年収 | 200万円 |
転職後の年収 | 300万円 |
希望条件 | 夕方までのパート希望 |
高校卒業以降、10年間で3社のドラッグストアでフルタイムパートとして働いてきました。特に職場に大きな不満はありませんでしたが、結婚を機に転職を考え始めました。
なぜなら、いまの職場で将来子育てしながら働く想像ができなかったからです。私はもともと子どもを欲しい気持ちが強く、子育て中は18時終業の職場が良いと考えていました。しかし、現職ではママの登録販売者も22時まで働いており、調整は不可能でした。
そこで、妊娠前で体力があるうちに、子育てと仕事を両立できる職場へ転職しようと決意しました。
将来的に子育てしながら働けるように、時間の融通が利きやすいパート社員として働ける職場を探していました。とはいえ、これまで働いてきたドラッグストアで18時に退勤できる職場はなかったため、該当する求人がないか登販エージェントのコンサルタントに相談しました。
お話をうかがったとき、横溝さまが求めている職場とは、「18時終業のパート社員として働ける職場」ではなく、「子育てをしながら働き続けられる体制が整った職場」だと感じました。
たしかに、正社員に比べてパート社員は勤務時間の融通が利きやすいです。しかしながら、妊娠前のいまからパート社員で働くメリットは小さく、むしろ子育てに関する支援制度が整った職場で正社員として働くほうがメリットは大きいと判断し、正社員としての転職をご提案しました。
コンサルタントから提案してもらったのは、「正社員として働きながら、妊娠・子育て中だけ時短勤務を利用する、もしくはパート社員に雇用形態を切り替える」という働き方でした。これまでの職場では、提案してもらったような柔軟な働き方をしている人がいなかったため、最初は本当にそんな働き方ができるのか半信半疑でした。
しかし、働き方改革で大手を中心に子育て支援を強化している企業が増えていることや、パート社員だと福利厚生を一部利用できないケースがあり、正社員のほうが子育てと仕事を両立しやすい可能性もあることを教わりました。そして実際に、子育て支援に力を入れている企業をいくつか紹介してもらうなかで、正社員として転職する決心がつきました。
おかげさまで、育児支援制度が充実した職場に正社員として転職できました。面接時に、時短勤務の取得や産育休からの復職の実績を説明していただいたことで、憂いなく入社を決断できました。
実際に、いま働いている店舗ではママの登録販売者が時短勤務で働いており、自分も将来同じように働けることができると安心しています。
正社員になって管理者として働くことで年収が上がり、将来の養育費の貯金もできるようになりました。正社員として転職することを提案してくれたコンサルタントに、本当に感謝しています。
登録販売者は、管理者要件を満たしているかどうかで待遇が大きく変わります。管理者要件を満たすためには、簡単に言うと「直近5年間で1920時間以上の勤務」が必要です。
横溝さまのように正社員で勤務していれば十分な勤務時間が確保されるため、産育休のような長期休暇を取得したとしても、管理者として復職しやすいメリットがあります。
出産・子育てと、登録販売者としてのキャリアを両立させたいという方は、管理者要件を満たしながら正社員として働くことを意識すると良いでしょう。
転職で将来の子育てに備える横溝さまの事例を紹介しました。転職のポイントは次の3点。
「勤務時間を短くする」ことだけを考えるのであれば、パート社員として働くことは有力な選択肢でしょう。しかし、将来の出産・育児に備えるとなると、勤務時間以外にも考えるべき要素は数多くあります。
雇用形態ごとの利用できる福利厚生や、将来の養育費の貯蓄に必要な年収、子育てが一段落した後のキャリアなど、自分のキャリアプラン・ライフプランを見つめ直してうえで、どんな働き方を選ぶべきか考えてみましょう。
働き方やキャリアプランに少しでも悩みがある方は、一度コンサルタントまでご相談ください。登販エージェントでは、育児・子育てと仕事を両立できる職場への転職について豊富な実績があります。事例を踏まえつつ、登録販売者一人ひとりのキャリアプラン・ライフプランに沿った最適な求人をご提案します。